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病院概要

院長の挨拶

医療法人社団叡宥会理事長(安田病院院長) 挨拶

院長近影

医療法人社団叡宥会理事長ならびに安田病院院長の安田武史です。初代院長の祖父:故安田敬一郎、2代目院長の父:安田榮一(現叡宥会会長)に続いて3代目の院長となりますが、祖父と父が昭和33年から10年間、成増二丁目で開業していた「安田医院」を昭和43年に現在の地へ移転し「安田病院」として診療を開始してから約半世紀が経過しました。今後もこれまでと同様に急性期疾患を中心に地域住民の皆様の健康を守る職務を継続して参りたいと思います。
超高齢社会を迎え、地域密着型中小病院の役割は今後増々重要となります。
同一法人で併設していた「やすだクリニック(院長:安田小百合)」を閉院し、病院の往診部門として吸収一体化することで退院後のフォロー体制をより一層強化し在宅復帰を掲げる行政や地域社会のニーズに柔軟に対応できる体制を整えております。在宅診療で支えきれない場合や状態の急変時には迅速に安田病院で救急対応し、さらに、急性期治療が終わってもすぐに在宅復帰が困難な場合は、同一院内の「地域包括ケア病床」へ移動(転床)し、リハビリを実施しながら退院調整を行うことが可能です。
安田病院の基本理念は、初代院長である祖父が提唱した「慈悲七施訓」の教え(仏教の教えの一つ)を根底にしておりますが、これを安田病院流に解釈してスタッフと共有しております。①眼施(あたたかい眼差しで)・②和顔悦色施(優しい笑顔で)・③言辞施(丁寧な言葉遣いで)・④心施(心からの医療サービスを)・⑤身施(全身や五感を使って)・⑥坐床施(体調の悪い方に椅子やベッドを提供し)・⑦房舎施(必要ならば入院治療で)対応しましょう。これらは今で云う「接遇」の基本となりますが、さらに、質が高く、安全な医療を提供できるよう診療体制を整えて行きたいと思います。
また、地域の中核病院として、近隣のクリニックや総合病院と強固な医療連携を取り、患者さまへ最適な治療を提供できるよう対応いたします。
今後も地域から愛され、信頼される病院であり続けるため、スタッフと共に日々研鑽を積み、そしてしっかりと患者さまの目線に合わせて喜びや悩み・痛みを共有しながら一緒に治療に取り組んで参りたいと思います。

このたび病院のロゴマークを新たに作成しました。「3つのYの字」には患者さまとご家族、そして我々医療スタッフが共に手を取って支え合い、みんなで治療に取り組むという意味を込めました。また、人と人との深い繋がりで築き上げた森の中を、和やかなフルートの音色と爽やかな風が通り抜け、心地よい空間で治療に専念できる場所(安田病院)を表現しました。

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